「今の給料で生活できているし、副業なんて必要ない」
「副業はリスクが高そうだし、会社にバレるのが怖い」
そう感じていませんか?
実は私自身も、かつて同じように考えていました。新卒で入社した外資系企業では必死に働き、30歳で年収1,000万円を超え、今では会社員として1,400万円の収入を得ています。数字だけを見ると、経済的には十分に恵まれているように見えるかもしれません。
それでも私は、副業をやめるどころか、むしろ積極的に続けています。なぜなら「本業だけに依存することが、最も大きなリスク」だと気づいたからです。
✔ 会社の方針一つで、あなたのキャリアは簡単に揺らぐ
✔ 高収入でも、心の安定は保証されない
✔ 副業は収入だけでなく「安心感」と「選択肢」を広げてくれる
この記事では、私が会社員として高収入を得ながらも副業を続ける理由と、その過程で得られた気づきや学びを、体験談を交えてお伝えします。きっとあなたが今抱えている「不安」や「モヤモヤ」を解消するヒントになるはずです。
本業だけに頼るのは最大のリスク
私が新卒で入社した外資系の製薬会社では、「明日は我が身」と思わざるを得ない出来事を数多く目にしました。例えば、私より20歳以上年上の同僚。Excelやマクロに非常に精通しており、データを可視化することで組織に貢献し、表彰されたこともありました。
しかし、やがてそのデータの精度が疑問視され、勤務態度への評価も下がり始めました。そしてある日突然、いわゆる「追い出し部屋」に閉じ込められ、「退職届にサインしない限りここから出られない」という極端な形で退職を迫られたのです。これは外資系ならではの典型的なリストラの手法であり、会社員である以上、誰にでも起こり得る現実だと痛感しました。
この経験から私は、どれだけ高収入を得ていても、会社の方針一つでキャリアが揺らぐことを強烈に学びました。だからこそ、年収1,400万円を超える今でも副業を続けています。本業一本足打法は、リスクが最も大きい働き方なのです。
副業は「お金」以上に「心」を守る
副業は単なる収入源ではありません。私自身、離婚を経験したときにその真価を実感しました。年収1,200〜1,300万円の収入はありましたが、収入の柱が本業だけであれば不安は拭えなかったと思います。
幸い、その時点で物販や不動産賃貸業といった副業を持っていたため、「私は一人でもやっていける」と思えたのです。離婚による後ろめたさよりも、経済的な安心感が精神的自由につながり、むしろポジティブに新しい人生を選択できたのです。
つまり、副業はお金以上に「選択肢」と「安心感」を与えてくれる存在です。
✔ 本業にしがみつかなくてもいい安心感
✔ 人間関係やキャリアのストレスを軽減
✔ 「いつでも辞められる」という自由
これこそが、私が副業を続ける最大の理由です。
私が実際に挑戦した副業と学び
副業と一口にいっても、相性があります。私はこれまでに、パート薬剤師、物販、SNS運用代行、不動産賃貸業などを経験してきましたが、すべてが成功したわけではありません。むしろ、失敗や試行錯誤の連続でした。
最初の副業:パート薬剤師
本業に加えて収入を増やすために、調剤薬局でパート勤務をしていました。時給は3,000円以上と高額でしたが、シフト拘束が長く、体力的に限界を感じるようになりました。
さらに当時は「会社にバレたくない」という気持ちから、給与を現金手渡しでもらうなど苦しい工夫をしていました。今思えば、正しく確定申告をすればもっと健全に収入を得られたはずです。
物販ビジネスでの成長
その後始めたのが物販です。リサーチや仕入れは在宅ででき、拘束時間も少なくて済みました。初月こそ赤字でしたが、継続することで3か月後には月10万円の黒字化に成功しました。
「小さく始める」大切さを実感した副業でした。
失敗から学んだこと
- SNS運用代行では、契約先の事業縮小で報酬が突然ゼロに
- コンテンツ販売では、売れない時期が続き自己不信に陥る
ただし、これらの経験があったからこそ、「自分に合う副業・合わない副業がある」という気づきを得られました。失敗を小さな投資で経験できたことは、今となっては大きな財産です。
副業を始める3つの工夫
工夫 | 内容 | メリット |
---|---|---|
小さく始める | 初期投資は10万円以内。パソコンや本など必要最低限に絞る | 撤退リスクが低い、気軽に試せる |
会社にバレない仕組み | 確定申告で「住民税は自分で納付」にチェック 勤務先と競合しない分野を選ぶ | 安心して続けられる |
トライ&エラーを受け入れる | 合わない副業は撤退、合う副業に集中 | 長期的にストレスなく継続できる |
副業が人生にもたらした変化
副業によって生まれたのは、お金だけではありません。むしろ大きかったのは「心の余裕」でした。
副業で得た変化
- 転職や異動の選択肢が増え、職場に縛られなくなった
- 人間関係のストレスを手放せた
- 学びや旅行など「自分への投資」ができるようになった
- 「いつでも辞められる」という精神的自由を得られた
本業の収入に満足しているときは、副業の必要性を感じにくいかもしれません。しかし、人生の転機(転職・病気・離婚など)は突然やってきます。副業は「収入」だけでなく、「人生のセーフティネット」になると、私は心から実感しています。
まとめ:キャリアもお金も、最初の一歩から変わり始める
転職、副業、資産形成…どれも最初は「怖い」「リスクがある」と感じるかもしれません。
ですが、私自身が経験したように 小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな成果につながります。
- 新しい環境に飛び込んだ転職経験は、収入とキャリアを一気に押し上げてくれました。
- 不動産投資や副業への挑戦は、会社員収入だけに頼らない安心感を与えてくれました。
- そして「自分の人生の軸」に従って動いたことで、迷いよりもワクワク感が大きくなりました。
もしあなたが「今の生活を変えたい」と思っているなら、完璧な準備は必要ありません。
まずは小さな一歩を踏み出してみること。
それが未来のあなたにとって、確実に大きな財産になります。
あなたの一歩が、数年後の「なりたい自分」につながりますように。
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