こんにちは。製薬会社勤務の会社員であり、自分で小さな会社を経営している会社社長でもあるズボラOL☆スナフキンです。
今回は、私が過去に取り組んだ副業のひとつ「コンテンツ販売」について、実体験をもとにリアルをお伝えしたいと思います。
コンテンツ販売に挑戦したきっかけ
私がコンテンツ販売に興味を持ったきっかけは、SNS運用代行の副業経験でした。この体験をきっかけに、SNSを活用したビジネスの裏側に興味を持ち、「自分の知識や経験を商品にできるビジネス」に大きな魅力と可能性に惹かれたのです。
また、それまで物販副業(無在庫・有在庫)を経験していたこともあり、在庫管理が要らないビジネスができる点にも魅力を感じていました。
販売していたコンテンツの内容
今振り返ると、私が取り組んでいたのは「ネットワークビジネス」に近いものでした。
内容としては、「会社員として働きながらも副業で月収50万円を目指すためのマーケティングスキルが学べる」というコンテンツで、価格は約40万円でした。
他社が作成した教材を自身で購入し、私自身もその販売者となって他の人にその商材を紹介・販売していく仕組みでした。そして、そのマージンを収入として得る、というものです。
SNS×公式LINE×Zoomでの集客と販売
集客にはTikTokやInstagramを活用しました。リール動画や短尺コンテンツを投稿し、興味を持ってくれた方と公式LINEで繋がり、Zoomで面談。直接、販売・契約につなげるという方法です。
とはいえ、私は副業が会社にバレることを恐れて、SNS上では顔出しをしていませんでした。顔出しなしのアカウントは、再生数が思うように伸びず、集客には苦労しました。
収益はゼロ,でも得たものは大きかった
正直に言うと、この副業で私は一円の収益も得ることができませんでした。結果として、40万円のコンテンツを購入しただけで終わってしまったのです。
しかし、この経験を通じて得たものもありました。SNSを活用したマーケティング、集客から教育・販売へとつなげるビジネスの基本的な構造を実践の中で学べたことです。
嘘とマーケティングのはざまで葛藤
この副業を続ける中で、私は大きな葛藤を抱えていました。実際には大きな収益を得ていないにもかかわらず、「このコンテンツを買えばあなたも稼げる」というような表現をSNSで配信する必要があったからです。
虚構で塗り固めた投稿を続けることは、私の価値観や倫理観と合いませんでした。「等身大の自分で勝負したい」という気持ちとのギャップに、心が追いつかなかったのです。
これからコンテンツ販売を始めたい方へ
コンテンツ販売は、うまく仕組み化できれば非常に魅力的なビジネスです。在庫も不要で、自分の知識や経験を活かして誰かの役に立つことができます。
ただし、動画や画像での発信が求められることも多く、顔出しや声出しが必要な場合もあります。会社員や身バレリスクを抱えている方にとっては、慎重な判断が必要です。
私自身は収益を得ることはできませんでしたが、この経験から「自分に合ったビジネスとは何か?」を考えるきっかけをもらいました。
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