【副業体験談】パート薬剤師からFIREへ!製薬会社OLが語るリアルな副収入と学び

「副業を始めたいけれど、会社にバレるのが怖い」
「体力的に続けられるか不安」

――そんな思いを抱いている方は少なくないでしょう。私自身も、20代後半にそのような不安を感じていました。

当時、私は製薬会社で正社員として働く30代手前のOLでした。仕事はやりがいもありましたが、会社の給与だけに頼る人生にどこかモヤモヤを抱えていたのです。「このまま年齢を重ねて大丈夫なのか?」「もっと自分の可能性を広げたい」そう考え、副業を模索し始めました。

そんな中で選んだのが、薬剤師資格を活かしたパート薬剤師の副業です。週1日の勤務ながら、毎月6〜8万円、年間で約100万円の副収入を得ることができました。しかし、それ以上に大きかったのは、お金に対する考え方や働き方の価値観が大きく変わったことです。

この記事では、私が約5年間続けたパート薬剤師の副業経験をリアルにお伝えします。実際の収入や働き方、メリットとデメリット、そしてその経験がどのようにして「不動産投資」や「法人設立」などの次のステップにつながったのかを具体的にご紹介します。

副業に関心があるけれど一歩を踏み出せない方、FIREを目指しているけれどどう収入源を増やしたらよいかわからない方にとって、きっとヒントになる内容です。どうぞ最後までお読みください。

目次

結論:パート薬剤師の副業経験は「労働収入から資産収入」への転換点だった

パート薬剤師として月6〜8万円、年間100万円前後の副収入を得ていた約5年間は、確かに経済的な安心感を与えてくれました。しかし同時に、「労働を続けなければ収入はゼロになる」という限界も痛感しました。若いうちは休日返上で働けましたが、年齢を重ねるにつれて体力的な負担や、プライベートの時間を犠牲にしていることに疑問を抱くようになったのです。

この経験から私が学んだのは、「労働集約型の副業には限界がある」という事実です。副業による収入アップは即効性がある反面、持続可能性やスケーラビリティに欠けるため、長期的な資産形成にはつながりにくいのです。そこで私は、20代から高い貯蓄率(60〜80%)を維持し、30歳で3,000万円の金融資産を築いたタイミングで、不動産賃貸業へと舵を切りました。

不動産は、初期投資こそ必要ですが、一度仕組みを整えれば「自分が働かなくても収益が発生する仕組み」を作ることができます。さらに法人化によって節税や資金の再投資が可能になり、単なる副業収入ではなく「事業としての第二の収入の柱」を築くことができました。

つまり、パート薬剤師の副業は「副業の現実」を知るための大切な通過点であり、その経験があったからこそ、不労所得を生み出す不動産投資や法人経営へのステップアップが実現できたのです。

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パート薬剤師の副業から不動産・法人設立へ進んだ実体験

私が副業としてパート薬剤師を始めたのは、20代後半の頃です。ちょうど本業の製薬会社の仕事にも慣れ始め、休日に少しでもプラスの収入を得たいと考えたのがきっかけでした。当時は「安定した資格を活かして効率的に稼げる」と考え、週末に調剤薬局でパート勤務を重ねていました。

結果として、パート薬剤師の副業では月6〜8万円、年間で100万円前後の手取り収入を得ることができました。5年間続けたので、おおよそ合計で500万円ほどの副業収入を得たことになります。この金額は私にとって非常に大きな意味を持ちました。本業の給与に上乗せされることで、生活に余裕が生まれ、さらに高い貯蓄率を維持できたからです。

労働収入の限界に気づいた瞬間

しかし、5年間続ける中で気づいたこともあります。それは「副業の収入は、自分が働き続けなければゼロになる」という現実です。若いうちは体力もあり、休日返上で働くことに抵抗はありませんでした。むしろ「働けば働いただけ収入が増える」というシンプルさに魅力を感じていました。

ところが、30代に差し掛かると状況が変わってきました。休みの日に働くことで、家族や友人との時間が削られ、心身の疲れも蓄積していきました。「このまま年齢を重ねても、ずっと副業で休日を消耗し続けるのか?」と考えたとき、ふと不安がよぎったのです。

高い貯蓄率が次のステップを後押し

パート薬剤師の副業収入は、単なるお小遣いではなく、将来の投資資金として蓄えていました。私は元々「質素倹約」を心がけており、20代の頃から貯蓄率は60〜80%を維持していました。本業の給与水準も比較的高かったため、生活費を抑えることで、30歳の時点で金融資産は3,000万円に到達していました。

このまとまった資金があったことで、不動産への投資に踏み出すことができました。もしパート薬剤師の副業をしていなければ、ここまで早い段階で自己資金を形成できなかったかもしれません。「時間を切り売りする副業」から「資産を働かせる投資」へと発想を切り替える大きなきっかけになったのです。

不動産投資と法人設立への流れ

最初に購入したのは、中古の木造アパートでした。価格は約3,500万円規模でしたが、自己資金を投じて融資を組み、賃貸経営をスタートしました。管理は基本的に管理会社に委託したため、私自身が現場で動く必要はほとんどありません。パート薬剤師の副業と比べると、圧倒的に時間を取られない点が魅力でした。

さらに、物件を追加で購入して規模を拡大していく中で、税理士から「法人化することで節税や資金繰りが有利になる」とアドバイスを受けました。個人の給与所得や不動産所得として申告するよりも、法人で経費を適切に計上しつつ、利益を内部留保した方が長期的な成長につながるのです。

そこでタイミングを見計らい、法人を設立しました。法人名義で不動産を保有することで、節税効果を享受できるだけでなく、金融機関からの融資姿勢も改善され、次の物件取得にも有利に働きました。こうして副業レベルだった取り組みが、次第に「事業」と呼べる規模に成長していったのです。

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副業から学んだ3つの教訓

  1. 労働収入には限界がある:自分の時間と体力を使う副業は、短期的な収入アップには有効だが、持続性に欠ける。
  2. 高い貯蓄率が投資の起点になる:副業収入を浪費せず蓄えることで、資産形成や投資へのスタートが早まる。
  3. 法人化によって収益構造が変わる:節税や融資拡大の観点から、法人経営にシフトすることは大きな成長戦略になる。

これらの学びは、パート薬剤師の副業を経験したからこそ得られたものであり、単なるお金稼ぎ以上の価値がありました。副業をきっかけに、自分の働き方やお金との向き合い方を根本から見直すことができたのです。

今振り返れば、もし私が「副業でお金を稼げればいい」と考え続けていたら、不動産投資や法人設立には踏み出せなかったと思います。パート薬剤師の副業は、決してゴールではなく「次のステージに進むための通過点」だったのです。

まとめ:副業から資産形成、そして法人設立へ

私は20代後半から30代前半にかけて、パート薬剤師の副業で月6〜8万円、年間約100万円の手取り収入を得ていました。5年間で約500万円を積み上げることができましたが、その経験を通じて「労働収入の限界」に気づきました。自分の時間や体力を差し出す働き方は、短期的には有効でも長期的には続けられないと実感したのです。

一方で、この副業収入をきちんと貯蓄に回していたことで、30歳で金融資産3,000万円を達成。そこから不動産投資へと一歩を踏み出し、法人を設立することで、会社員給与に加えて「事業収入」という2本目の収入の柱を築くことができました。

副業経験から学んだ本質

  • 副業は「お金を稼ぐ手段」であると同時に、「次のキャリアへのステップ」でもある
  • 労働収入から資産所得へシフトする視点が、長期的な資産形成に欠かせない
  • 副業で得た収入を消費ではなく投資に回すことが、未来を変える最大のポイント

副業を始めたときは「少しでも収入が増えればいい」と思っていましたが、実際にはその経験が私の人生設計を大きく変える転機となりました。
そして、今では「働き方に縛られず、自分の人生の軸に沿って稼ぐ」という生き方を実現する基盤になっています。

あなたへのメッセージ

もし今、あなたが「副業に挑戦したいけどリスクが怖い」「何から始めればいいかわからない」と迷っているなら、まずは小さく一歩を踏み出してみてください。
私の場合は資格を活かしたパート薬剤師という身近な選択肢から始めました。大切なのは「副業でどれだけ稼げるか」よりも、「その経験をどう未来につなげるか」です。

副業から学べることは、単なるお金以上に、時間の使い方やお金に対する価値観、そして将来のキャリア形成そのものに影響を与えます。
あなたもぜひ、自分の「人生の軸」に沿って、無理なく取り組める副業から始めてみませんか?

行動することこそが、未来を変える第一歩です。


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