副業で得た初めての6万円。感じたのは「安心感」でした
初めて副業で収入を得たとき、それがたとえ6万円でも、とにかく嬉しかったのを覚えています。
それまでは本業の給与だけに頼る、いわば「一本足打法」。
ですが、副業という選択肢を得たことで「これで万が一のときもなんとかなるかもしれない」と思えたことが、何よりの安心材料になりました。
増えた収入,私はこう使いました
副業で得たお金は、はっきりと「これに使った」という記憶はありません。
ですが、生活費の補填や、貯金に回していたことは確かです。
「収入が増えたからといって浪費はしない」──このスタンスを当時から守っていたのは、今振り返っても自分を褒めたいポイントです。
貯金500万円を達成しても,心は満たされなかった
私が新卒で働き始めたとき、銀行口座には約20万円の貯金がありました。
外資系企業に勤めていた私は、いつ職を失っても半年は生活できるよう、まずは「貯金500万円」を目標にしました。
質素倹約、福利厚生の活用、節約と地道な努力で、社会人1年目の終わりにはこの目標を達成できました。
ですが、「じゃあ今の私は幸せか?」と問うと、答えはNoでした。
ご褒美にiPad Miniを買ったものの、「残高が減るのが怖い」という不安が拭えなかったのです。
「500万円あっても不安。じゃあ1,000万円あれば安心できる?」と、私は次の目標を設定。
結局その後10年近く、“残高を積み上げる”ことだけにフォーカスし続けました。
今振り返れば、まるでハムスターが回し車を走るように、同じ場所で足踏みしていた気がします。
「お金は目的ではなく,手段」だと気づいた今
ある程度お金が貯まった今、ようやく気づきました。
お金は、それ単体では「幸せ」や「豊かさ」を生んでくれるわけではないということ。
投資、経験、人との時間──お金はそれらを得るための「手段」であるべきなのです。
もし副業の使い道に迷ったら,こう考えてほしい
副業収入の使い方は、その人のライフステージによって異なると思っています。
たとえば、まだ貯金がない方は「まず貯める」。
一方で、生活防衛費が確保できた方は「投資」も選択肢に入れるといいでしょう。
若い頃の私は「投資=怖いもの」と決めつけていましたが、今思えば月1万円でも始めておけばよかったと後悔しています。
お金を使うこと=浪費ではありません。
消費と浪費は違い、そして「投資」は未来の自分へのプレゼントです。
お金との付き合い方,私のステップ
私が考えるお金のステップはこうです:
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- お金を貯める&増やす
- お金を守る
- お金を使う
この順番を守れば、お金に支配される人生から解放されていきます。会社員であっても、FIREは可能です。
特に最後の2つ「お金を守る」と「お金を使う」は常に意識することが大切です。
「お金を守る」…お金を貯めて、増やしている途中、ついつい欲が出て「甘い誘惑」に騙されそうになることがあります。
頑張って貯めて増やしたお金をドブに捨ててはいけません。情熱も大切ですが、冷静さを欠いてはいけません。
「お金を使う」…節約は大事ですが、だからと言って過度な倹約はあなたの人生から彩を奪ってしまいます。せっかくお金持ちになっても、一緒に楽しい時間を過ごす家族や友人がいない。
そんな悲しいことにならないよう、バランスを意識することが大切です。
最後に:会社員でもFIREは可能
日本の終身雇用は崩壊しつつあります。
あの大企業・トヨタや経団連の会長でさえもそう認めています。
副業・兼業が当たり前になりつつある昨今、会社員収入だけに頼る「一本足打法」から脱却し、収入の柱を増やすことを検討してみてください。
このブログでは、私が実際に考え、経験し、挑戦してきたことを等身大に綴っています。
私がFIREを達成するまでの軌跡を、これからも一緒に辿っていただけると幸いです。
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