「冷蔵庫がない生活なんて、無理に決まってる」——正直、私もそう思っていました。
でも実際にやってみると、ズボラな私でも意外と快適に暮らせたんです。
こんにちは、ズボラOL☆スナフキンです。今回は、私が実際に体験した「冷蔵庫なし生活」について、そのきっかけや気づき、支出や心の変化などをお話しします。
冷蔵庫を手放すことになった,ちょっと意外なきっかけ
きっかけは、新卒で入社した会社で借りていたレンタル家電の契約終了と、転勤のタイミングが重なったことでした。
赴任先が決まるまでの3カ月間、「とりあえず」と思って冷蔵庫なしの生活を始めたのですが、思いのほか生活ができてしまい、「あれ、冷蔵庫ってなくても大丈夫かも?」と思うように。
そこから、「今まで“持っていて当たり前”だと思い込んでいた家具や家電って、本当に必要なんだろうか?」と考えるようになりました。
テレビ、電子レンジ、炊飯器……よくよく振り返ってみると、使っている時間よりも置いてある時間の方がずっと長かったり、なくても困らないものも多かったのです。
モノを手放していくうちに、生活の中で本当に必要なものと、そうでないものの境界線がはっきりしてきて、身の回りがどんどんシンプルになっていきました。
そして自然と、モノに対する執着も薄れていきました。
「便利だから持っている」「みんなが持っているから私も持つ」ではなく、「自分にとって本当に必要だから持つ」という視点で、暮らし全体を見直すきっかけになったのです。
最初に感じた不安と,意外と使えた「ベランダ冷蔵庫」
不安がなかったわけではありません。特に、冷たい飲み物が飲めない夏場は少し不便。
でも、炭酸水をネットで箱買いして常温で飲むようにしたら、意外とスッキリして満足感を得ることができました。
また、冬・春・秋ならベランダを冷蔵庫代わりにして、ヨーグルトや野菜などを保存することも。直射日光を避けて、ビニール袋で衛生対策をすれば案外問題ありませんでした。
冷蔵庫なし生活,意外と快適だった理由
私はもともと一日2食で、朝・昼は外で済ませることが多く、夜も外食や付き合いが多かったため、自炊をあまりしていませんでした。
そのため、冷蔵庫がなくても特に困らず、むしろシンプルな暮らしが快適に感じました。
支出だけじゃない。買い方・食べ方にも変化が
冷蔵庫があると、つい「安いから」「ストックしとこう」と余計なものを買いがち。
でも、冷蔵庫がないと「今日・明日食べるもの」だけを考えるようになり、必要最小限で済むようになりました。
買い方も、食べ方も、より“戦略的”に。おかげで電気代や食費だけでなく、考える時間も減ってラクになりました。
冷蔵庫なし生活が与えてくれた心の余白
モノが少ない暮らしは、選択肢が少ない分、思考もスッキリします。
「どうやって食材を食べきるか?」を考えることで、食への向き合い方も変わり、無駄のない丁寧な暮らしに。
今なら“冷蔵庫を持つ理由”が少し違う
そんな私も、今では30代になり、経済的にも余裕が出てきたので、冷蔵庫は所有しています。
ただし、選ぶ基準は「作り置きができること」。冷凍スペースが広めのものを選ぶようになりました。
ある・ないの二択ではなく、「どう使うか」を考えることが大切だと実感しています。
ズボラOL☆スナフキン的まとめ:「モノより意識」だった
冷蔵庫なし生活は、支出やモノの削減以上に、「自分の意識」と向き合うきっかけになりました。
「なんとなく」から「ちゃんと選ぶ」へ。
ズボラな私でもできた、小さな生活革命でした。
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