こんにちは、ズボラOL☆スナフキンです。
会社員として働くかたわら、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指して様々な副業に挑戦してきた私ですが、今回はその中でも「物販副業」に取り組んだ2年間について、リアルな経験を綴ってみようと思います。
物販副業を始めたきっかけ
パート薬剤師やポイ活(ポイント活動)など、これまでにも副業経験はありました。
しかし、年齢を重ねるにつれて肉体的に負担が大きい働き方に限界を感じるようになり、「首から上を使う働き方」、すなわち知的労働で安定収入を得たいと考えるようになりました。
その答えのひとつが、物販副業でした。
販売した商品とプラットフォーム
私が取り扱ったのは、日本の商品を海外に向けて販売する輸出物販と、海外商品を日本国内に輸入して販売する輸入物販の両方です。
- 取り扱い商品:日用品、サプリメント、装飾品、ゲームカード、日本の伝統工芸品など
- 海外向け:eBay
- 国内向け:メルカリ、ヤフオク、ラクマ
特に、日本文化に関連した商品は海外で人気が高く、円安の影響も重なり、収益にもつながりました。
収益と副業期間
物販副業には約2年間取り組みました。
最高月収は20万円程度で、安定していた時期は月15万円前後を継続していました。完全な本業化はできなかったものの、会社員の収入とは別の柱を構築する貴重な経験になりました。
苦労したことと課題
もっとも大きな課題は在庫管理でした。
輸出ビジネスでは、無在庫、且つ収益性を狙って、一点ものの商品を多く扱っていたため、国内で売り切れた商品をすぐに出品停止にしなければならず、常に最新の在庫状況を把握しておく必要がありました。
毎日、商品のリサーチ→選定→掲載、そして、過去に掲載した商品の在庫管理を平行して行う必要があり、特に在庫管理については掲載する商品の数が多くなればなるほど管理の手間と時間を要する状況でした。
また、輸入ビジネスにおいては有在庫でやっていたため、仕入れた商品が思うように売れず、在庫が残ってしまうというリスクも大きく、これは精神的にもプレッシャーになっていました。
成功のポイント
物販副業、特に輸出物販で収益を上げるうえで意識したのは、「日本文化に特化する」という差別化戦略です。世界中には日本の伝統やポップカルチャーに興味を持つ人が多く、独自性のある商品が好まれました。
ただし、利益率が高い商品ほど在庫リスクも高く、「売れるかどうか」のリサーチ力が問われるため、ビジネスとしてのスキルも求められる世界でした。
得られた学びと成長
この副業を通じて、私は初めて「商売」の本質に触れました。
安く仕入れて高く売る、という単純で奥深い原則。さらに、利益率や販売コストの計算、発送作業の効率化など、副業以上の学びがありました。
何より、購入者から「ありがとう」「とても良かったです」という声をもらえたとき、画面の向こうに人がいることを実感し、小さくても誰かの役に立てたことが心から嬉しかったです。
失敗と反省
一方で、輸入ビジネスでは失敗も多く、自分が興味を持てない商品を扱っていたため、継続のモチベーションが湧かず、安定的な収益にもつながりませんでした。
「自分が楽しいと思える商品を扱うこと」の重要性を痛感しました。
現在の状況と今後の方針
現在は物販副業からは撤退し、別の副業にシフトしています。理由は、在庫管理のストレスと、毎日の「やらなければならない」作業時間がFIREの目的である心の豊かさの追求と矛盾するからです。
それでも、物販副業の2年間は確実に私を成長させてくれました。商売の考え方、コスト意識、そして顧客目線。これらは、今の私のビジネスにも大きく活きています。
まとめ|ズボラでも挑戦できた物販,副業の第一歩に
ズボラな私でも、物販という副業に挑戦し、少額でも収益を得られたことは大きな自信になりました。FIREへの道は一足飛びではなく、小さな挑戦と学びの積み重ねです。
もし、あなたが「今の仕事以外で何か収入源を作りたい」と思っているなら、物販は立派な選択肢になり得ると思います。失敗しても、そこから得られる経験は何よりの財産です。
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