「薬剤師でもFIREってできるの?」
そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
薬剤師は安定した職業といわれますが、その一方で、
「仕事はハードなのに、思ったほど貯金が増えない」
「投資は怖いし、副業もリスクがありそう…」
「結局、このまま定年まで働くしかないのかな?」
と感じている方も多いと思います。
私は6年制薬学部を卒業し、薬剤師国家試験に合格後、製薬会社に就職しました。
直接的に資格を使う部署ではなかったものの、社会人3年目から都内の調剤薬局で週1回、パート薬剤師として副業をスタート。
その後、派遣薬剤師としても勤務し、月に6〜8万円、年間で約100万円の副収入を得ていました。
薬剤師資格を持つことで、不動産投資の融資審査でも有利に働くなど、資格を活かす」=「資産形成を有利に進める」ことを実感しました。
現在は製薬会社で年収1,500万円、不動産賃貸業を含めると年収2,000万円超。
金融資産は6,000万円を超え、「会社に縛られず生きるFIRE(経済的自立)」を現実的な目標として見据えています。
この記事では、薬剤師でもFIREを実現できる理由と、その具体的なステップを、実体験を交えながら解説します。
あなたが今、「FIREに興味はあるけど、自分には無理かも…」と感じているなら、この記事がその考えを変えるきっかけになるはずです。
これから紹介するのは、誰でも真似できる「現実的で地に足のついたFIRE戦略」。
薬剤師という安定と専門性を活かしつつ、副業・投資・不動産の3本柱で資産を築く方法をお伝えします。
結論:薬剤師でもFIREは可能。そのカギは「本業+副業+投資」の3本柱
結論から言えば、薬剤師でもFIREは十分に実現可能です。
ただし、そのためには「給与の安定だけに頼らない仕組みづくり」が必要になります。
薬剤師は、医師や看護師と並んで社会的信用度の高い職業です。
そのため、融資・副業・転職など、あらゆる面で有利な立場を活かすことができます。
しかし、安定がゆえに現状維持に満足してしまい、資産形成のチャンスを逃してしまう人が多いのも事実です。
FIREを目指すうえでの基本構造はシンプルです。
薬剤師がFIREを実現するには、次の3つの柱をバランスよく組み合わせることが重要です。
① 本業(製薬会社・調剤薬局など)での収入最大化
まずは本業での収入を最大化することが、FIREの土台になります。
薬剤師の場合、年収は平均で500〜600万円前後ですが、企業やキャリアによっては1,000万円を超えることも可能です。
製薬会社勤務なら昇進・転職を通じて年収アップを狙い、調剤薬局やドラッグストア勤務なら、管理薬剤師やエリアマネージャー職を目指すことで、収入の天井を上げることができます。
本業をおろそかにせず、まず「会社に信頼される人材」になること。 これが副業や投資を行ううえでの信用の基盤となります。
👉本業で成果を出して副業も成功!30代ズボラOLのリアル習慣と効率化術
② 副業(派遣薬剤師・在宅ワーク・スキル活用)で収入の柱を増やす
薬剤師の強みは、資格を活かして高時給の副業が可能な点です。
私自身も社会人3年目で、週1回のパート薬剤師勤務から年間約100万円の副収入を得ていました。
その後、派遣薬剤師として時給3,000〜3,500円で働くことで、より効率的に収入を増やせました。
本業を続けながらでも、時間の使い方を工夫すれば副業は十分可能です。
また、近年では在宅でできる医療ライター業やデータ入力、SNS運用代行など、スキルを活かせる副業も増えています。
副業を通じて収入の柱を増やすことは、FIREへの大きな一歩です。
重要なのは、「時間の切り売りではなく、経験とスキルを積み上げる」副業を選ぶこと。
これにより、将来的に独立や投資に発展する可能性も広がります。
③ 投資(不動産・株式・積立)で資産を「働かせる」
最後の柱が「投資による資産形成」です。
筆者は法人化して不動産賃貸業を行い、家賃収入を安定的に得ています。
金融機関の融資審査では、薬剤師資格が信用材料としてプラスに働いた経験もあります。
不動産投資以外にも、つみたてNISAやiDeCoなど、国の制度を活用した少額投資もおすすめです。
「リスクが怖い」と感じる方こそ、少額から始めて「お金が増える感覚」を体験することが大切です。
資産を「貯める」から「育てる」へと変える意識が、FIREの実現を早める最大のポイントです。
薬剤師は「安定」と「信用」を持つ、FIREに最も近い職業のひとつ
薬剤師は収入・社会的信用・雇用の安定性の3点で非常に恵まれています。
つまり、FIREを目指すうえで最も大きな障害である「収入不安」「信用不足」がすでに解決されているのです。
あとは、得た収入をどのように運用するか。
そこに副業と投資を組み合わせれば、薬剤師でも十分にFIREを実現できます。
【実践編】薬剤師がFIREを実現するための5ステップ
ここからは、薬剤師が実際にFIREを実現するためのステップを具体的に紹介します。
「理論」だけでなく、筆者自身が実際に行ってきたリアルな行動と、数字ベースのシミュレーションも交えます。
あなたがどんな働き方をしていても、今日からできることがあります。
ステップ①:家計の最適化(支出の見直し)
まずは、FIREの出発点となる家計の見える化です。
「収入を増やす」よりも、「支出を減らす」方が即効性があります。
筆者は家計管理に「マネーフォワードME」を活用しています。
自動連携で支出が可視化されるため、浪費の原因を簡単に把握できます。
特に効果が大きかったのは以下の3つです。
- ✔ 家賃を手取りの25%以内に抑える
- ✔ サブスクや保険を年間で見直す
- ✔ 「見栄消費」をやめる(ブランド・外食・交際費)
支出を10万円減らせば、年120万円の節約=年収を120万円増やしたのと同じ効果です。
「節約」は地味ですが、FIREにおいて最も確実な第一歩です。
👉固定費削減+副業で目指すサイドFIRE|月1万円から資産を増やす具体手順
ステップ②:副業で収入の柱をもう1本作る
薬剤師にとって最も取り組みやすい副業は、やはり派遣薬剤師・パート薬剤師です。
時給3,000〜4,000円の高単価案件も多く、短時間勤務でも効率よく稼げます。
また、医療系の知識を活かせる在宅ワークもおすすめです。
たとえば、医療ライター・データ入力・オンライン服薬指導など、リモートでできる仕事が増えています。
筆者も本業を続けながら、週1回のパート薬剤師で年間約100万円を稼いでいました。
「本業のスキルをそのままお金に換えられる」——これが薬剤師の大きな特権です。
👉副業選びで絶対失敗しない5つのポイント|パート薬剤師・派遣薬剤師・物販で成果を出した体験談
ステップ③:投資で資産を「働かせる」
副業で得た収入を貯めるだけではもったいない。
資産を「働かせる」ことで、お金が自分の代わりに収入を生み出す状態を作ります。
筆者の場合、FIREの実現を早めた最大の要因は「不動産投資」でした。
薬剤師という安定職+高信用があるため、融資を受けやすく、レバレッジを効かせた投資が可能です。
- ✔ 自己資金500万円+融資でアパート購入
- ✔ 月家賃収入130万円(手残り約35万円)
- ✔ 4棟保有・法人化で節税効果も
もちろん、いきなり不動産投資が難しい場合は、つみたてNISAやiDeCoから始めてもOK。
年間40万円の非課税枠を利用して、世界株インデックスなどで着実に資産を増やせます。
ステップ④:法人化・節税で資産を守る
ある程度収入が増えたら、次に重要なのが「守る力」=節税です。
法人化することで、経費計上・所得分散・退職金制度など、個人よりも柔軟な資産管理が可能になります。
筆者も不動産賃貸業を法人化し、節税+資産防衛を両立しています。
たとえば、通信費・交通費・セミナー費用なども、業務関連であれば経費計上できるため、実質的な手取りが増えます。
ステップ⑤:FIRE後の「生き方」を設計する
FIREは「ゴール」ではなく「スタート」です。
経済的に自由になっても、時間を持て余してしまう人も少なくありません。
重要なのは、「お金のために働く」から「好きな仕事を選ぶ」へとシフトすること。
たとえば筆者は、製薬会社勤務を続けながらも、ブログを通じて「お金×キャリア×心の豊かさ」を発信しています。
FIREを達成しても、社会とのつながりや自己成長を感じられる仕事を持つことで、心が満たされる日々を送れます。
【シミュレーション】薬剤師が10年でFIREを目指す現実的モデル
| 項目 | 年額 | 備考 |
|---|---|---|
| 本業収入 | 800万円 | 製薬会社・調剤薬局・ドラッグストア勤務 |
| 副業収入 | 100万円 | パート・派遣薬剤師 |
| 投資収入 | 150万円 | 不動産・配当金 |
| 年間手取り | 約750万円 | 税・社会保険料控除後 |
| 年間支出 | 300万円 | 生活費+自由支出 |
| 年間貯蓄額 | 約450万円 | 投資・再投資に回す |
このペースを10年間継続すれば、金融資産4,000〜5,000万円+不動産資産が形成できます。
運用益を含めれば、年間300〜400万円の不労所得も夢ではありません。
まとめ:薬剤師資格は「FIREへの最強のパスポート」になる
ここまで、薬剤師としてのキャリアと副業・投資・資産形成のリアルをお伝えしてきました。結論として、薬剤師の国家資格は「安定した収入源」+「副業・投資の加速剤」として、FIRE(経済的自立)の実現に大きく貢献できる資格です。
薬剤師FIREを実現する3つのステップ
- まずは薬剤師として安定収入を確立する:
病院・調剤薬局・ドラッグストア・製薬会社など、自分に合った働き方を選びながら、まずは「安定的な年収」を確保しましょう。 - 副業や派遣で収入を複線化する:
私自身も経験したように、パート薬剤師や派遣薬剤師の働き方は、リスクを抑えながら収入を増やすことができます。特に派遣薬剤師は時給が高く、月数万円〜10万円以上の副収入を得ることも可能です。 - 資産運用や不動産投資で「お金に働いてもらう」:
安定収入+副業収入で得た資金を投資や不動産に回し、継続的なキャッシュフローを作ることで、FIREの実現が現実味を帯びてきます。
薬剤師の資格は、「もし本業がダメになっても再就職できる」という安心感を与えてくれます。この安心感があるからこそ、副業や投資にも前向きに取り組めるのです。
FIREを目指す薬剤師に伝えたいこと
「薬剤師だからFIREできない」と思う必要はありません。むしろ、資格を持っているからこそ、安定した土台を活かして早期リタイアに近づけるのです。
重要なのは、本業×副業×投資のバランスを自分なりに最適化すること。焦らず、確実に資産を積み上げていけば、薬剤師でも十分にFIREは実現可能です。
副業薬剤師を始めたい方へ
これからパート・派遣薬剤師として副業を始めたい方は、まずは安心できる求人サイトへの登録から始めましょう。 以下のような薬剤師専門の派遣・転職サイトでは、あなたのライフスタイルに合った働き方が見つかります。
小さく始めて、コツコツ積み上げる。薬剤師という国家資格を最大限に活かし、あなた自身のペースで「働く自由」と「経済的自立」を手に入れましょう。
「薬剤師だからこそできるFIRE」——その第一歩は、今日から踏み出せます。
