こんにちは、ズボラOL☆スナフキンです。
今回は、私がこれまで挑戦してきた副業の中でも、特に「FIREを現実的なものにしてくれた」と感じている、パート薬剤師について詳しくご紹介します。
パート薬剤師を始めたきっかけ
私がパートで薬剤師の副業を始めたのは、20代後半、転職直後のタイミングでした。
新卒で入社した製薬会社では、家賃10万円のマンションに実質2万円で住める借り上げ社宅制度があり、貯金も年間500万円ペースで進んでいました。
しかし、転職によってその制度を手放し、家賃全額を自己負担することに…。
生活コストが一気に上がり、「何か収入を増やせる手段が必要」と感じました。
加えて、私は薬剤師免許を持ちながらも、製薬会社勤務のため実務経験がない状態。
「万が一、会社をクビになったときに生きていけるのか?」という不安もあり、副業として薬剤師バイトをスタートしました。
週1回・パート勤務で月6~10万円
勤務形態は、毎週土曜日の週1固定・パート勤務。
時給2,000円、1回8時間の勤務で、月4~5回で64,000~80,000円、繁忙期は10万円を超えることもありました。
正直、平日フルタイム+残業でクタクタだったので、体力的にはハード。
でも、「お金が増える」という実感が大きなモチベーションになっていました。
薬剤師副業で得られたもの
まずは経済的な余裕。これが自己肯定感を大きく押し上げました。加えて、本業以外で収入源があることの安心感や、薬剤師としてのスキル・知識の維持にもつながりました。
意外だったのは、副業先の空気感がリフレッシュになること。本業では「正社員」「キャリア」の立場上、自分を出せないこともありましたが、調剤薬局では気軽なパート扱い。周囲もオタ活やお酒が大好きな明るい方ばかりで、いい意味で職場のギャップがありました。
大変だったこと,反省していること
最大の壁は体力と時間。日曜は疲れ切っていて、友人の誘いを「正直、迷惑」と思ってしまうことも…。
また、当時の私は副業禁止の会社に勤めていたため、現金手渡しで給与をもらい、確定申告を回避していました。
ただ今なら、正規の時給(3,000~4,000円)で契約し、きちんと確定申告していたと思います。税金のことを学ばず、「面倒くさい」と思っていた当時の自分に喝を入れたいです。
薬剤師の資格を副業で使えるありがたさ
薬剤師免許は、世間的に見ても高時給な資格です。これを副業として活用できるのは、ラッキーなことだと実感しています。
最近では副業を認める企業も増え、本業にバレないように…とビクビクする必要もなくなりつつあります。今から副業を始める方には、堂々と副業できる時代が来ていると伝えたいです。
FIREにどうつながったのか
月6~10万円の副業収入は、FIREに向けた貯蓄を大きく加速させてくれました。
借り上げ社宅制度のない状態でも、年500万円の貯金ペースを維持でき、結果として30歳で金融資産3,000万円を達成することができました。
収入の柱を増やすことが、FIREへの一番の近道だと感じた経験です。
まとめ|薬剤師の資格がFIREへの武器になる
もし薬剤師免許を持っていて、本業で活かしていない方がいたら…ぜひ、副業という形での活用をおすすめします。小さな一歩が、資産形成にも、キャリア不安の解消にもつながります。
ズボラOLでも、行動すれば未来は変えられる。FIREの選択肢を広げるためにも、あなたのスキルを眠らせないでくださいね。
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