会社員でもFIREを目指せる!私が「生活防衛資金」を真っ先に貯めた理由

資産形成&FIRE

こんにちは。ズボラOL☆スナフキンです。

私は現在、会社員・薬剤師・経営者という三足のわらじを履きつつ、FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指して活動中です。

FIREを目指す道のりには「副業」や「投資」がつきものですが、実は私が最初に取り組んだのは、意外にも“生活防衛資金”を貯めること、すなわち「貯金」でした。

今回は、ズボラな私がなぜ生活防衛資金を貯めようと思ったのか、どのように貯めたのか、そして貯めてよかったと実感していることについてお話しします。

きっかけは「明日は我が身」の職場環境

私は新卒で外資系企業に入社しました。学生時代、バリキャリ志向が強かった私は、成果を出せば若くても出世できるという、夢のある環境にとても魅力を感じ、就職活動をしており、念願かなって憧れの外資系企業に入社したのです。

しかし現実は甘くありません。少しのミスで降格や退職に追い込まれる先輩社員も多く、入社から半年もしないうちに「いつクビになってもおかしくない」と本気で怯えるようになりました。

そんな中で私が自然と抱くようになったのが、「生活防衛資金がないとヤバい」という意識でした。

まずは100万円。そこからFIREのスタートが始まった

私が最初に設定した目標は、生活費6ヶ月分、約100万円の貯金です。

手取り22〜25万円の中からコツコツと貯め、まずはキリの良い「100万円」。
その後、次なる目標は「500万円」に設定しました。ここまではとにかく貯めることに集中していました。

FIREを目指す上で投資や副業も重要ですが、私にとって最初にやるべきだったのは「守り」でした。節約と貯金は、リスクゼロで始められる“最も手堅い第一歩”だったのです。

生活防衛資金がもたらす「安心」と「自信」

500万円の貯金ができたとき、私はこう思いました。

「やればできる」と。

そして、「このお金があれば、たちまち仕事を失っても1年以上は困らない」という安心感も得られました。

この“心の余裕”こそが、FIREへの挑戦を後押ししてくれたのです。

ズボラでもできた!生活防衛資金を貯める工夫

私が実際に行った工夫は以下のとおりです:

  • 借り上げ社宅の活用:家賃10万円の部屋に月2万円で住めた
  • 格安SIMへの乗り換え:携帯代を月5,000円以上削減
  • 先取り貯金:毎月手取りから一定額を貯金に回す
  • 支出の見える化:アプリでお金の流れを把握し、小さな達成感を積み重ねる

ズボラな性格でも続けられたのは、仕組み化と固定費の見直しを徹底したからです。

読者へのメッセージ|「人生の軸」を持とう

この記事を読んで、「どうせ自分は運がない」「環境が悪いから貯金なんて無理」——そんな風に思ってしまう人もいるかもしれません。

でも、私の同期の中には、同じ環境でも貯金ゼロの人もたくさんいました。

結局、貯金ができるかどうかは「意識の差」なんです。

ただし、節約や貯金に全力を注ぐことだけが正解とも思っていません。FIREはあくまで「自由のための手段」。その過程で心がすり減ってしまっては、本末転倒です。

私がFIREを目指す理由は、「経済的・肉体的・精神的・時間的自由を得て、心豊かな人生を送りたいから」。

だからこそ、あなたもまず「なぜFIREを目指すのか?」という人生の軸を持つことをおすすめします。

その答えが明確であれば、生活防衛資金の重要性やFIREまでの道筋も、自然と見えてくるはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、私の「人生の軸」についてお話ししたいと思います。

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